【御茶ノ水・池袋・新宿・恵比寿・戸越】東京の着付け教室。無料体験レッスン受け付け中!

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よくあるご質問

どうして受講料が無料なの?安心・納得のその理由はコチラ

きものがちゃんと着れるようになりたい。職業として技術を身につけたい。
でもどこに行っていいか、不安・・・・・。
いきなり高額な授業料を払いたくない・・・・・・。
セミナーと称してきものを買わされるかも・・・・・。

といった不安のお抱えのあなた。
花 京都きもの学院ではまず最初に授業料無料講座を受講していただき着付の楽しさ、奥深さを学んでいただき、スキルアップしていただくシステムになっています。

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まったくの初心者でも大丈夫でしょうか?
大丈夫です。着付け初心者を対象に行う授業ですのでゆっくりと進んでまいります。
ベテランの講師が足袋の履き方から、帯の結び方まで丁寧に指導いたします。
着付け無料体験講座中にセミナーや勉強会と称してきものを買わされたりするのでしょうか?
当学院は、最初の8回着付け無料体験講座で講師の指導やカリキュラムなどを生徒さんが判断していただき、その後上級コースで授業料をいただく形式をとっています。
よって、着付け無料体験講座開催中に帯セミナー、きものセミナーと称して着物や帯を販売することはございませんので安心して受講ください。
着付け授業料無料講座のレッスンの内容は?
初等科の無料講座では全くの着付け初心者を対象に着付けに最低限必要な小物、長襦袢(ながじゅばん)の着方から普段着の着方、名古屋帯、袋帯の結び方を学びます。教える内容は有料講座と同じく、質の高い授業を行います。
きものを購入したり、高額な器具を買わされたりするのでしょうか?
初等科の無料講座では帯結びはすべて手結びのレッスンですので普通のきものや着付けの道具をお持ちであれば大丈夫です。セミナーと称して、きものを販売したり、教材を購入など強制しておりません。また、お着物や帯をお持ちでない方は、有料にてレンタルすることが可能になっております。
私は着物を持っていません。着物や帯のレンタルはあるのでしょうか?
着物をお持ちでない方やお勤め帰りにレッスンの方にはレンタルを用意しております。
金額は8回で4,200円です。レンタルの内容はカリキュラムに応じたきものと帯です。
長襦袢や下着、足袋など衛生上、直接肌に触れるものはレンタルすることはできませんので、ご了承下さい。
会社帰りに受講したいのですが着物や帯を預かっていただけないでしょうか?
大変申し訳ございませんが、教室のスペースの関係上、また盗難や破損に関しての責任を負いかねますのでお預かりはいたしておりません。ご理解とご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。
講師の方はどのような方なのでしょうか?
花 京都きもの学院の着付け講師は、雑誌や芸能人の着付も行う一流の講師陣です。体に優しい着付をモットーに誰に学んでも同じ技術が習得できるようになっております。どのような先生方なのかは、こちらをご覧下さい。
授業をお休みしたらその回の振替授業や補講はあるのでしょうか?
大変申し訳ございませんが、振替授業や補講は初等科の着付無料講座では行なっておりません。ただ、この初等科の着付無料講座では初心者を対象に行う授業ですのでゆっくりと着付けの授業を進んでまいります。
同じ部分を繰り返すが多くありますので1,2回お休みされましても次の授業が全くついて行けないといったことはございません。安心してご受講下さい。
初等科全8回のカリキュラムを教えてください。
【1】開講式と着付に必要なものの説明
【2】長襦袢の着方
【3】着物(カジュアル)の着方
【4】着物(カジュアル)の着方と手結びによる名古屋帯の結び方
【5】ゆかたの着方と半巾帯の「蝶結び」
【6】着物の着せ方
【7】フォーマルの着付
【8】フォーマルの着付と袋帯の結び方
となっております。
着付無料講座全8回の日程はどのようになるのでしょうか?
ご応募の皆様の質問として着付無料講座8回のスケジュールについてのご質問を受けます。
秋に受講の皆様はその希望校、希望日から毎週同じ日程、同じ講師で授業を行います。
例えば
[10/14(木)18:30] 新宿校の授業を希望された生徒さんのスケジュールは
 
10/14(木) 18:30 1回目 開講式と着付に必要な小物の説明
10/21(木) 18:30 2回目 長襦袢の着付
10/28(木) 18:30 3回目 長襦袢の着方+きものの着付
11/04(木) 18:30 4回目 きものの着付と手結びによる名古屋帯の結び方
11/11(木) 18:30 5回目 ゆかたの着付と半巾帯の蝶結び
11/18(木) 18:30 6回目 着物の着せ方
11/25(木) 18:30 7回目 フォーマルの着付
12/02(木) 18:30 8回目 フォーマルの着付と袋帯の結び方
※ 例です。
というスケジュールになります。
学院の行事や祝日、講師の都合等で変更等あります。初等科無料期間中は、振替、補講などは対応できませんのでご了承の程、宜しくお願い申し上げます。
1回目に必要な持ち物を教えてください。
初等科着付け無料講座1回目に必要な持ち物は筆記用具のみとなっております。着物離れが進んでいたり、実に様々な着付道具が存在します。1回目の開講式では、どういったものがあるのかを、講師から丁寧に説明させていただきます。
どのような着物を持って受講したらいいでしょうか?
初等科着付無料講座では体験レッスンのため、格やTPOにこだわらずお手持ちの着物をお持ち下さい。着物、帯をお持ちでない方はレンタル着物、帯をご用意しております。
申し込みから受講までの流れを教えてください。
①ホームページの申込フォームからのお申し込みの場合
申込フォーム申し込み→確認メールを返信 →開講の1週間前までに案内状を発送→開講日に受講
②お電話でお申し込みの場合
03-6892-3200にお電話→電話にて申し込み受け付け →開講の1週間前までに案内状を発送→開講日に受講
という流れになります。
応募フォームから申し込んだのですが返信が届きません。
応募フォームからお申し込みされた場合、ごく稀にフリーメールやセキュリティソフトの関係上学院からの返信が届かないことがあります。ご心配な場合、大変お手数ですが
花 京都きもの学院 事務局
TEL:03-6892-3200
までお問い合わせください。
1回目の授業 欠席してしまったのですが
1回目の授業を欠席されても大丈夫です。2回目も1回目と同じ内容を繰り返しますので安心してご参加下さい。
全8回コースの中に、祝日が入っている場合は、祝日は授業を行なうのでしょうか?
祝日が入った場合は、学院定休日につき、着付の授業はお休みになります。
全8回コースの中に、祝日が入っている場合は、祝日は授業を行なうのでしょうか?
祝日が入った場合は、学院定休日につき、着付の授業はお休みになります。
学生でも受講可能でしょうか?
高校生の方、大学生の方も受講可能です。有料コースになりますと、授業料の学生割引が適用できます。※ 社会人学生は除きます。
着物の柄や文様にはどのくらい種類があるのですか?
着物の文様(または模様)は使用されているモチーフだけでも非常に数が多く、実に200種類以上の文様が存在します。この文様を大きく分けると、いくつかの種類に分類ができるため代表的なものを以下に紹介しましょう。
【植物文様】
季節を代表する色とりどりの花や植物を表現した文様で、古くから祝儀の際には欠かせないものとして親しまれてきました。これは四季がはっきりしている日本ならではの文様といえるでしょう。中でも日本の象徴としても馴染み深い「桜」や、歳寒三友とも呼ばれる「松・竹・梅」は植物文様の定番とされています。
【自然文様】
空に浮かぶ雲や流れる川のような自然の風景を取り入れ、現代でも広く使用されている人気の文様です。古くは飛鳥・奈良時代に考案されました。雪景色や雨模様などの風景に美意識を見出し、風流を嗜むことが好きな日本人だからこそ生み出せた文様です。
【動物文様】
生き物を題材として取り入れた文様です。長寿のシンボルとして用いられている鶴と亀や、「勝虫」と呼ばれ武士の間で好まれていた「蜻蛉(トンボ)」など、動物に限らず鳥や昆虫のような様々な生き物が用いられています。ほかにも、鳳凰や麒麟(きりん)と呼ばれる架空の生物をあらわした文様も広く使われています。
【器物文様】
色紙、楽器、短冊などあらゆる道具類をあらわしたのがこの器物文様です。「団扇(うちわ)」や「傘」のような身近な生活用具をテーマとした文様もあれば、多くのおとぎ話にも登場する「打ち出の小づち」といった縁起物を題材とした文様なども存在します。
【割付文様】
四角形や円形など単純な形を規則的に配置して独特の雰囲気を持たせた文様です。三角形を連続して配し「鱗」を表現したり、正六角形を上下左右に繋いで「亀甲」をあらわしたりするなど万華鏡のような美しさが魅力的な文様です。
これらの種類以外にも、平安時代に調度品の装飾にも使われた「有職文様」、茶道の茶器に使われた「名物裂文様」など多種多様な着物の文様が存在します。現在もさまざまなモチーフを表現した数多くの文様が生み出されており、歴史を重ねるほどに着物の文様は増えていくといっても過言ではありません。
「総絞り」とは一体どのような着物ですか?
「総絞り」は着物の布地全体を「絞り染め」という技法で染め上げた着物のことです。絞り染めとは、布地を糸で括ったり器具で挟んだりして防染した後に染料で染める技法のことをいいます。染め方や使用する器具・糸によって様々な名前で呼ばれており、例えば京都で受け継がれてきた絞りの代表的な技法のひとつとして「京鹿の子絞り」があります。染め上げた模様が子鹿の斑点に似ていることからこのように呼ばれています。
このような絞りの技法は約50種類以上にのぼり、それぞれの技法ごとに専門の職人がいるほど熟練の技術が必要とされます。絞り染めを布地全体に施した総絞りの着物は、一粒づつ括っていく細かい作業が必要なため、大変な手間暇をかけて作られます。今日では技術革新が進み、機械で作られる総絞りの着物も少なくありませんが、昔はその全ての作業を手作業で行っていました。
先に紹介した京鹿の子絞りは現在も分業で作られており、大きくは「括り」「染め分け」「染め」と呼ばれる3つの工程を経て完成します。しかし着物の色数が多い場合や括りが複雑である場合などは、これらの工程を何度も往復することも珍しくなく、手塩にかけて作られた分だけその価値は高くなります。
上記のように高価という印象が強い総絞りですが、必ずしもすべてがというわけではありません。以前は総絞りに麻(あさ)や紬(つむぎ)など様々な生地が使われていたのに比べ、現在は木綿やポリエステルといった化学繊維を用いた総絞りの着物も多く、比較的安価で手に入れることも可能となりました。
余談ですが、このように豪華絢爛である総絞りの着物は、江戸時代に発令された服装の贅沢を禁止する「奢侈禁止令(しゃしきんしれい)」に触れるため、幾度となく取り締まりの対象となるほどの贅沢品でした。禁止令が出されているとき、江戸の人々はこっそりと着物の裏地を華美にしていたという逸話があります。いかに当時の人々がおしゃれをすることに力を入れていたかが分かるエピソードではないでしょうか。
フォーマルな着物の格について教えてください
着物には帯から小物にいたるまで「格」が存在します。
現在では、ある程度個人の自由で着物の色や文様を選択することが出来ますが、格を理解してTPOに合わせたものを選ぶようにすると、より深く楽しむことができます。格式の高い着物の種類から順を追ってご紹介しますので、ぜひ着物を着る際の参考にしてみてください。
【最も格式が高い「礼装」の着物】優雅で気品ある礼装は、公的な儀式や冠婚葬祭のときなどに着る最も格式が高い着物の種類です。結婚式で既婚女性の親族や仲人が着る「黒留袖」や、既婚・未婚問わず着用できる「色留袖」などが該当します。この格式の高い礼装に合わせる帯は、金、銀、白のものや、多彩な色で華美な文様を織り出した「錦織」や「唐織」の帯を選ぶのがよいでしょう。
また、この留袖を着る場合は自らの家系をあらわす「紋」を必ず入れなければならないため注意をしましょう。一つ紋、三つ紋、五つ紋の3種類が存在し、数に応じて着物の格が上がります。色留袖は着用範囲を広くするため、紋の数を減らして格を下げることもありますが、黒留袖の場合は五つ紋が必須です。色留袖の紋を減らして格を下げる場合は、必ずしも帯を黒留袖と同じにする必要はありません。
【祝着の席に最適な「準礼装」の着物】
準礼装は、祝賀会や披露宴のような華やかなパーティーに用います。縫い目にまたがる絵羽模様が美しい「訪問着」や、上品に装いたい時に重宝する「色無地」などが該当します。この準礼装の帯は、礼装と同様に織りの袋帯を合わせるとよいでしょう。
訪問着は一般的に紋を付けませんが、留袖の次に格式高く優美さと品を兼ね備えた着物です。色無地は白生地を一色に染めた着物のことで派手さこそありませんが、その落ち着いた雰囲気は、子供の七五三や入学式など控えめに装いたいときに最適といえます。
【入学式からお茶会まで幅広く使える「略礼装」の着物】
式典の招待状に「平服」と書かれている場合は、略礼装の着物を選ぶのもよいでしょう。遠目には無地にも見える白抜き柄の「江戸小紋」や訪問着を簡略化した着物である「付け下げ」など種類も様々です。略礼装の帯には、招待された会合やパーティーに見合った文様のものを自由に選ぶことができます。
以上がフォーマルな場に相応しい格式の着物です。次回は、気軽に和の装いを楽しむことができる着物の格式を紹介します。
カジュアルな着物の格について教えてください
前回のフォーマルな場に相応しい着物に続いて、今回はカジュアルな装いの着物を紹介します。
格式の高い場所だけではなく、ちょっとしたお出かけやショッピングなど普段着として着物を着る機会を増やしたい方は、以下に紹介する着物を積極的に活用するとよいでしょう。格式の高い着物の種類から順を追って紹介します。
【フォーマルにもカジュアルにも使える江戸小紋】
前回「略礼装」の着物として紹介した江戸小紋は、カジュアルな着物としても着ることができます。江戸小紋を気楽に楽しみたい場合は、紋を付けずに遊び心のあるものを着るとよいでしょう。四季折々の美しさをあらわした「雪月花(せつげっか)」や、富士山と茄子を描いた「初夢」などユーモア溢れる柄は、遠目には無地に見えるため、さり気ない個性を演出するのに重宝します。
江戸小紋はカジュアルにも使えますが、七五三や入学式に着て行く場合には色合いや柄などを選び分けて品よく装いましょう。
【素朴な風合いと色柄が魅力的な紬(つむぎ)の着物】
織りの着物の代表格とも称される紬は、もともと出荷のできない質の劣る繭を使って織られた日常着でした。かつては、軽快に着こなすために袖丈を短くすることもありましたが、幅広く活用するのであれば長さを変えずに仕立てるほうがよいでしょう。現代の紬は、カジュアルなパーティーやレストランでの会食などにも着て行ける便利な着物です。
【江戸時代から庶民に普及した木綿の着物】
着心地のよさと手頃な値段に定評のある木綿の着物は、素朴な着物らしく素足に履いた下駄や、ラフな印象の半幅帯を合わせることができます。木綿の着物を自宅で部屋着として着る場合は、裏地をつけない単衣(ひとえ)仕立てにすると日々のお手入れがとても楽になります。木綿の着物は、普段着の感覚で着られるうえ、入手もしやすいので着物の初心者におすすめです。
他にも、織りと染めの中間の着物である「御召(おめし)」や、羊毛を原料として織られた「ウール」の着物もカジュアルな装いとして活用できる着物です。自分の好みに合わせ様々なものを着比べて、お気に入りの一着を探すのも着物の魅力を十分に堪能できる楽しみ方です。
小袖と振袖の違いは何ですか?
それぞれの違いを比較するために、小袖と振袖の詳細を以下に紹介しましょう。
小袖とは袖幅がやや狭く袖丈が短い特徴を持つ現在の着物にも似た衣服のことです。その起源は古く、かつては平安時代の上流貴族が着用していた十二単衣の中に着る下着のような役割を持っていました。その後、鎌倉時代には小袖が下着ではなく表着として着られるようになり、身分や貧富に問わず広く普及したという歴史があります。
長い歴史の中で様々な文様や柄の小袖が作られ、それぞれの時代を反映した特徴ある小袖は、桃山小袖や慶長小袖など各時代によって違った名称が使われています。これらの文様には、景色や動植物などあらゆるテーマが用いられていますが、これは現代の着物にも通じる共通点といえます。現在は着物を指す言葉として、「小袖」という名称はあまり使われません。しかし、この趣ある色使いやデザインの小袖こそが、日本の着物の原形であるといっても過言ではないでしょう。
振袖とは卒業式やお正月の晴れ着として女性が着る袖丈の長い着物のことです。その華美な外観に見合った高い格を持つことで知られ、未婚の女性が慶事の際に着る礼装として広く用いられています。また、ひと口に「振袖」といっても、袖丈の長さによって名称が変化し、袖丈が120センチ前後の振袖を本振袖(大振袖)、100センチ前後を中振袖、そして80センチ前後を小振袖と呼び、今日では主に本振袖が多く作られています。
かつて振袖は、袖を振るという仕草が厄払いや清めの儀式に通じるとも考えられており、結婚式や成人式に振袖を用いるのは、人生の門出に穢れを払って身を清めるためという意味を持っています。この振袖に描かれる文様や柄には、美しい四季の草花や鳥獣など様々なモチーフが使われ、袋帯には豪華な金糸や箔などをあしらったものが合わせられます。
このように、小袖と振袖は名前こそ相似していますが、全くの別物であるといえるでしょう。小袖は着物の原形、振袖は未婚女性の礼装です。
夏に着るための着物はありますか?
夏用の着物は存在します。初夏や残暑にあたる6月と9月に着る単衣(ひとえ)の着物と、盛夏にあたる7月と8月に着る薄物(うすもの)の着物が主に夏に着られる着物です。
単衣と薄物の着物は、どちらも裏地の付いてない着物で、生地はさらりとした清涼感のある素材で仕立てられているのが特徴です。比較的暑さが穏やかな初夏や残暑に着る単衣の着物には麻・木綿が多く使われますが、特に暑さの厳しい盛夏に着る薄物の着物には透け感のある絽(ろ)・紗(しゃ)・羅(ら)と呼ばれる特有の織物が使われます。この織物が持つそれぞれの特徴は以下の通りです。
・絽
透ける部分が横の縞模様になって表れる織物です。縦の縞模様の絽は「縦絽」と呼ばれます。
・紗
1本の横糸と2本の縦糸を交差して仕立てられる織物です。布地が均一に透ける特徴があります。
・羅
紗よりも大きな透け感のある織物です。粗い網目状の織物のことを総じて「羅」と呼ぶことがあります。
この薄物の着物に使われる炉・紗・羅はいずれも絹の織物ですが、隙間を作って織られており、着物以外にも帯や半衿のような小物にも用いられる通気性と軽さを持ち合わせた素材です。そのうっすらと透ける外観から、着用して感じる暑さだけでなく、見た目にも涼しく着こなすことができます。
また、夏の着物として花火大会や縁日で着用する「浴衣」を思い浮かべる人も少なくありませんが、現代で夏の遊び着として定着している浴衣も着物の一種なので「夏用の着物」に分類されるといえるでしょう。この浴衣と着物の大きな違いは「長襦袢(ながじゅばん)」「半襦袢(はんじゅばん)」の有無で、浴衣の下には下着のみを着用しますが、着物の下には長襦袢を着用するという違いがあります。
この長襦袢とは着物の下に着る丈の長い肌着のことで、単衣や薄物の着物を着る際にも用いられます。化学繊維で仕立てられた長襦袢は通気性がよくないため、夏場は上記に紹介した絽・紗・羅のような天然繊維の長襦袢を着るのがおすすめです。
夏用の着物は、暑い季節に着物を楽しみたい時にはとても重宝します。しかし、年中暖かい気候の沖縄や、単衣の季節でも肌寒いことがある北海道や東北など、地方によって気温や湿度は違うので、無理に季節に合わせた装いをする必要はありません。着物を着る際は暑さや寒さを我慢せずに、その地方の気候や雰囲気に合わせた装いをするとよいでしょう。
「アンティーク着物」とは一体なんですか?
アンティーク着物とは、諸説ありますが、おおかた江戸末期から戦前の昭和初期の時代に仕立てられた着物(和服)を指します。
日本人が日常的に着物を着ていた時代のものが、アンティーク着物として現代にも流通しているのです。人工的に作られた繊維も、化学染料も使われていない天然素材の着物は、まるで骨董品のような独特の空気感と美しさを持っています。現代の着物にはないレトロなデザインから人気も高く、アンティーク着物専門の愛好家も数多く存在します。
ちなみに、昭和初期以前の戦前に仕立てられた着物をアンティーク着物と呼ぶように、昭和中期以降の戦後に仕立てられた着物のことを「リサイクル着物」と呼び区別をします。こちらはアンティーク着物とは違い、色使いや柄などが現代着物と同じように作られています。
アンティーク着物を手に入れるためには、アンティーク着物の専門店に足を運ぶのが最良ですが、骨董市やネットショップでも手に入れることができます。状態がよく質の高いアンティーク着物は、数十万円の値が付くことも珍しくありませんが、お試しで着てみたい場合には比較的安価な値で購入やレンタルできるものがおすすめです。
アンティーク着物を購入する際は、仕立てられた時代が古いために、劣化していることが少なくないということを心得ておきましょう。特に裏地の変色や、衿や袖などにシミがある場合も多いので注意が必要です。他にも、アンティーク着物が持つ大きな特徴は、現代のものよりもサイズが小さく作られていることです。これは、昭和初期以前の日本人の体型が現在よりも比較的小柄だったことが理由です。購入前に自分に合うサイズかどうかをよく確認しておきましょう。
上記のように、アンティーク着物はそのモダンな色柄や雰囲気が大変魅力的な着物です。着物に合わせて、帯や小物類もアンティークなものを揃え、かつて流行していた色や柄を現代で着こなすという楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか。
着物と呉服の違いとは何ですか?
着物と呉服はよく似た意味合いで用いられていますが、その語源は異なっています。双方の違いを解りやすく説明するために、それぞれについて以下に紹介しましょう。
着物とは国際語としても通用する日本の伝統的な服装のことです。元来、着物は読んで字のごとく「着る物」を意味し、衣服全般をあらわす言葉でしたが、現代では世界的にも日本を象徴する服装として広く認知されています。
着物は和服とほとんど同義語として用いられています。もともと和服とは、明治時代に西洋文化とともに日本へ持ち込まれた洋服の対義語で、従来の服装と区別をするため使われるようになった言葉です。時代を経て、洋服が日常生活においてスタンダードな服装として用いられるようになると、着物という言葉の意味が徐々に和服を意味する言葉として変化していきました。
この着物のルーツは、平安貴族が下着として用いていた小袖と呼ばれる衣服にありますが、詳しくは以下の記事を参照してください。
5.小袖と振袖の違いは何ですか?
呉服も着物を総称する言葉として使われていますが、そのルーツは日本ではなく中国にあります。呉服の語源は、古代中国に存在した「呉」です。有名な三国志にも登場する国のひとつであるこの国から、日本に機織(はたおり)と呼ばれる反物を織る技術が伝わったのですが、この「呉から伝来した機織」のことを古語で呉服(くれはとり)と呼び、次第に呉服(ごふく)と呼ばれるようになったのです。
それゆえ、呉服という言葉は衣服として仕上がった着物ではなく反物(織物)を指す言葉として使われるようになりました。その後、呉服は中国から渡来した織物の総称となり、さらに絹織物全体を意味するようになったのです。現在着物を売る店を「呉服店」と呼ぶのは、かつてこの織物や反物を扱っていたことに由来します。
このように、現代は着物も呉服も日本の伝統ある服装の総称として使われています。しかし長い歴史を紐解くと、着物は衣服全般を、呉服は反物や織物を指しており、元来の意味は全くの別物であったといえます。