
秋の着付け無料講座、お申込み、お問い合わせ、資料請求いただきありがとうございます。
さて、9月もいよいよ終盤になってきました。今回は、花 京都きもの学院の 単衣コーディネート
をご紹介いたします。
着物は時期に分けて、3つに分かれます。
10月から5月が袷の着物
6月と9月が単衣の着物
7月と8月は夏の着物
です。それぞれ、付属品や着物の素材が変わってきます。この三つの分け方が正しいかは、
現在温暖化の影響もあり、意見の分かれるところでもあります。洋服でも衣替えのタイミングが難しい
のと同じですね。今は単衣の時期なので、胴裏と八掛の裏地をつけない着物の着用になります。
10月になると袷の着物に変えますが、ズッシリと裏地の重みを感じると、着物は案外重量があるものだと
毎年感じます。

花 京都きもの学院 御茶ノ水校 所属の講師のコーディネート
単衣の京友禅の小紋に、染の名古屋帯。

すっきりとした講師らしい装いです。花 京都きもの学院では、
授業カリキュラムに沿った装いを講師は心がけており、その
講師のコーディネートを見るのが非常に楽しみな生徒さんが多いようです。
着物の着せ方の基本は、一番最初に紹介した袷、単衣、夏物のどれかを時期に
合わせて、きちんと選び、格、色、柄の順に合わせていきます。
格、色、柄に加えて四季、行事、自分の思惑などの表現を追加できると一流の装いですね。

こちらは助講師さんのコーディネート。
京都の老舗メーカー菱健さんの京友禅の小紋に、西陣織の名古屋帯。

助講師にふさわしいコーディネートです。
現在は、自由の名のもと、TPOが崩れ、いろんな着物が乱立しています。
食べ物にもいろんなジャンルがあるので、裾が広がることはいいことだと思います。
その中で、花 京都きもの学院は正統派着付け教室として、格、色、柄、をきちんと踏まえた
着物の装いをこれからも追及していきたいと考えています。