
8月4日、5日の2日間に渡り、高槻市で「高槻まつり」が開催されました。毎年18~20万人が来場すると言われているお祭りです。花 京都きもの学院 高槻校は、4日に決められた区間にて高槻音頭を舞うイベントに参加してきました。高槻校を含めて25団体程が参加した、高槻祭のメインイベントの一つです。
お教室には午後4時頃から徐々に参加者が集まってきました。授業を終えた生徒さんや先生方が着替えたり、浴衣や帯結びの自装に自信のない生徒さんを着付けました。生徒さんを着付けるのは生徒さん。他装の授業の中でも上のクラスの「高等技術科Ⅰ」または「高等技術科Ⅱ」を受講中、修了した生徒さんで、人に着付けるよい練習になっていました。


着付けが終わると、だれが言い出したわけでもなく、高槻音頭の練習が始まりました。自然と輪になって先生方と生徒の皆さんが入り混じり、和気あいあいとした仲の良い高槻校らしい雰囲気でした。生徒さんの中に高槻市で生まれ育った方が何人もいらっしゃり、初めての方も結構スムーズに振付を覚えることができました。高槻校では授業中、いつもBGMが流れるのですが、1ヶ月ほど前から「高槻音頭」が延々と流れていたため、そのおかげもあるように思います。
夕方近くとはいえ、この日も酷暑と言える気温と日差しだったため、しっかりと水分補給をし、主催側から提供された、高槻市のご当地キャラ「はにたん」が描かれたうちわを帯に差し込んで出発です。
高槻校の出番は前から6番目の18:00スタート。15分前にお教室をでて集合場所の松坂屋前へ移動し、出番を待ちました。高槻校は着付け教室らしく全員がデザインの違う私物の浴衣で帯結びも色々な変わり結びでしたが、浴衣と帯、帯結びも統一していたり、更に笠を被ったり、はっぴに地下足袋、頭にはハチマキの団体など、バラエティーに富んだ衣装でそれだけでにぎわいを感じました。

学院長が団体名を書いたパネルを持ち、先頭を歩きます。少し間を空けて2列に並び、誘導員の合図で踊りがスタートします。前を歩く団体に合わせて踊りだしました。通行止めされた道路の真ん中を私たちが通り、その両側は多くの通行人。しばらくするとマイクから「花京都きもの学院高槻校のみなさんです。高槻校では・・・」と団体紹介のアナウンスが聞こえ、学院長が持つパネルをたよりに人々が私たちに注目しているのを感じました。周りを見渡すと、足を止めて眺めている方々や三脚を並べてシャッターを切るアマチュアのカメラマンの姿が目に入りました。着付け教室が高槻にあることを知っていただけるよい機会になりました。
イベント終了後は居酒屋で打上げです。しばらくするとバースデーのお祝いに流れる聞きなれたBGMが。「あっ誕生日お祝いされてる方がいらっしゃるんだな」と思っていると、こちらの席に店員さんが近づいてきました。8月に誕生日を迎えられた生徒さんへ学院長からの粋なサプライズでした!!一人一人の生徒さんを大事にして下さる先生です。こういったところからも高槻校のアットホームな雰囲気を感じて頂けると思います。


参加者の皆様ありがとうございました。